ユリイカ2019年10月号 特集=トニ・モリスン


2019年8月5日にトニ・モリソンが亡くなりました。彼女をテーマにして、卒業論文執筆中・執筆予定の方も多いかと思います。


各社が追悼記事を発表しています。

→The NewYork Times
‘How We Weep for Our Beloved’: Writers and Thinkers Remember Toni Morrison


また、ユリイカ2019年10月号では、トニ・モリソン特集が組まれています。9月27日発売予定です。

青土社 ユリイカ2019年10月号 特集=トニ・モリスン


以下は、青土社のサイトより転載です。

トニ・モリスンの魅力に迫る、緊急追悼特集

デビュー作『青い眼がほしい』(1970年)から『スーラ』(1973年)、『ソロモンの歌』(1977年)、ピューリッツァー賞を受賞した『ビラヴド』(1987年)から『ホーム』(2012年)、『神よ、あの子を守りたまえ』(2015年)に至るまで、人種/民族、ジェンダーやフェミニズムをモチーフとした小説を刊行しつづけ、アフリカ系アメリカ人として初めてノーベル文学賞を授与された稀代の作家、トニ・モリスン。現代日本においてもっとも読まれるべきこの巨星の軌跡を追うために、われわれはあらためて物語の深淵を覗きこみ、圧倒されなくてはならない。

特集*トニ・モリスン――『青い眼がほしい』『ソロモンの歌』『ビラヴド』『神よ、あの子を守りたまえ』

目次予定*

【対談】祝福と呪いの小説家――トニ・モリスンと女たち / 西 加奈子×荒 このみ

【論考・エッセイ】大社淑子/鵜殿えりか/森あおい/藤平育子/小林富久子/新田啓子/諏訪部浩一/宮本敬子/高村峰生/石川千暁/押野素子/逆巻しとね/佐久間由梨/温又柔/小澤みゆき/阿部幸大…

【資料】深瀬有希子「トニ・モリスン作品解題

出版社:青土社

定価本体:1400円+税

発売日:2019年9月27日

ISBN:978-4-7917-0375-3


アメリカ文学慶友会

慶應義塾大学 通信教育課程の塾生・塾員によって運営されているアメリカ文学慶友会(Keio American Literature Society)のブログページです。会員同士の交流や情報交換などのメイン活動は、Facebookの会員限定グループ(非公開)およびメーリングリストで行われています。入会方法はaboutをご覧ください。

0コメント

  • 1000 / 1000