〈日本アメリカ文学会東京支部 2019年度9月例会のお知らせ〉
9月28日(土)に慶應義塾大学三田キャンパスで日本アメリカ文学会東京支部の例会が開催されます。東京支部の例会は年に8回開催されていますが、今月は3ヶ月ぶりの例会となります。
例会はアメリカ文学会の会員でなくても、どなたでも参加することができます。
学会の研究発表と聞くと敷居が高いと感じる方々が多いと思いますが、「研究とはどのようなものか」「考察はどのように展開されていくのか」などを聴くことができるので、卒論の書き方にも繋がります。
例会の構成はメインの研究発表が質疑応答も含め、2時間ほど。その後、現代散文、詩、演劇・表象と会場を分けて、45分ほどの分科会が行われます。それぞれの発表が行われる教室は当日案内がありますので、興味のある発表にご参加ください。
とても勉強になるので、一度足を運んでみることをお勧めします。
今月のプログラムは以下の通りです。
日本アメリカ文学会東京支部 2019年度9月例会
日時:2019年9月28日(土)午後1時30分より
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 第一校舎103教室
発表要旨などは、日本アメリカ文学会東京支部のHPをご参照ください。
http://www.tokyo-als.org/2019/09/2019september_meeting/
<研究発表>
あるカリブ系移民作家のぼやき
Elizabeth Nunez作品を中心に
講師:岩瀬由佳 (東洋大学)
司会:齊藤みどり(都留文科大学)
<分科会>
近代散文
H. D. Thoreauのインディアン観
超絶主義思想の観点から
林南乃加(群馬県立女子大学)
現代散文
ウィラ・キャザーが描いた理想と現実の女性像
A Lost LadyおよびMy Mortal Enemyからの考察
小倉咲(津田塾大学)
詩
T・S・エリオットの「とらわれ」の主体
初期詩篇における動物的表象について
坂元美樹也(東京大学・院)
演劇・表象
It’s About Time
Benjamin’s Queer Ageing
宮永隆一朗(明治学院大学・非)
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