奴隷解放運動家ハリエット・タブマンを描いた映画『ハリエット』(H.N)実在の奴隷解放運動家であり女性解放運動家であるハリエット・タブマン(Harriet Tubman)を描いた映画『ハリエット』が現在公開中です。Underground Railroadなど、アメリカ文学史で習ったことがビジュアルで立ち上がってきますね。 ちなみにタブマンを米国紙幣に採用する案は、トランプ政権下で潰されちゃったようです。映画館もいまなら空いてそう。 ⇒映画『ハリエット』公式サイト https://harriet-movie.jp/⇒Tubman Museum of African American History H・タブマン記念館映画『ハリエット』は未見ですが、1841年にワシントンD.C...15Jun2020MOVIESTUDY
「アウル・クリーク橋の一事件」とホラー映画とゲーム (A.O.)●「アウル・クリーク橋の一事件」と作家ビアス 慶應通信の「アメリカ文学」の教科書(著者 巽孝之)には、アンブローズ・ビアスの「アウル・クリーク橋の一事件」 “An Occurrence at Owl Creek Bridge” (1890)が収録されています。この作家、実際にレポートを書こうと調べてみると、日本語の資料が他の作家ほど見つからず、なかなか骨が折れます。ただその作品といい、その人生といい、面白い作家であることは確かです。10Jun2020MOVIEBOOKSTUDY
ドラマ化!フィリップ・ロスの歴史改変小説『プロット・アゲンスト・アメリカ』フィリップ・ロスの歴史改変小説『プロット・アゲンスト・アメリカ(THE PLOT AGAINST AMERICA)』を、Game of ThronesやWest Worldで人気のHBO®がドラマ化(全6話シリーズ)しました。08Jun2020MOVIEBOOK
Young Goodman BrownとSalem Witch Trialsの劇中劇『狂人ドクター(The Institute)』(H.N)真夜中から朝方にかけてWOWOWやSTAR CHANELで放送しているB級映画が大好きで、その中にアメリカ文学の片鱗が挟み込まれている作品を見つけるとちょっとニヤニヤ。そんな映画ばかりを個人的に集めている「American Literature in B-pictures—アメ文関連B級映画コレクション」からご紹介。最近発見したのは、俳優ジェームズ・フランコがパメラ・ロマノウスキーと共同監督した『狂人ドクター(The Institute)』 。当初テレビドラマシリーズ用に企画されていた作品のパイロット版(2時間)が、映画化されたもの。だから細かなエピソードが抜け落ちていて伏線回収できていないところが多々ある。そこは、B級映画Love...04Jun2020MOVIEBOOK